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【レビュー】マーケティングがよくわからない人に薦める最初の1冊。名著『ドリルを売るには穴を売れ』

すんのかい

何でもかんでもマーケティングってつけたら、ええんかいっ!
WEBマーケティング、コンテンツマーケティング、SNSマーケティング。。。って!
知ってるよ!え?意味?説明?。。え、ほら、あれだろ?あれ。。。アレ?

わたし

「マーケティング」って普段よく耳にするワードだから、わかっている気になっちゃんだよなぁぁ。。。

そんな方にこっそりおすすめする本があります。
※かなり有名な本です。

ドリルを売るには穴を売れ
誰でも「売れる人」になるマーケティング入門
佐藤義典 著/青春出版社

もくじ

とにかくわかりやすい。

この本は
「何となくはわかるんだけどなぁ」「全くわからないよ!」という不安の原因にやさしく作用します。

マーケティングを基本的なところから体系的に整理して、順序よく教えてくれるので頭の中にスッと入ってきます。

気づいたら読み終えてる、という感じw

なぜわかりやすいのか。理由は2点。

本書は「作者の説明」→→→「オリジナルストーリーで説明」を繰り返しながらページを進めていきます。

それを踏まえた上で理由は下の2点です。

みんなが経験した事象で説明

人は誰しも何かモノを買った経験があります。
(そんなの当たり前だよ。)

なぜ、あなたは その時それを買ったのか。

無意識に近い感覚で買っていることもあるはずです。本書はその無意識な部分を丁寧に解説してくれてます。

経験していることだから共感しやすい。そう、理解というよりもはや共感

感情移入できる情熱的なストーリー

入社したてのOLが傾いたレストランの立て直しを突然任されてしまう。期限は2ヶ月。どうする?どうなる〜?

というベタな構成ですが、「マーケットとは?」を実践してくれる、心が熱くなるドラマのようなストーリー

半沢直樹、下町ロケットがわかる方は多分すんなり読めます。

恋愛ドラマ、小説で恋愛を学習しますか?体験していませんか?

そうです。読み終えた頃にはマーケティングを体験しています。

脳に入れるというより、体に染み込ませるような感じです。

わたし

言いすぎたかな。。。w

ざっと内容

マーケティングとは顧客に価値を売ること。

顧客は価値という欲求(生存欲求・社会欲求・自己欲求)を満たしてくれる商品、サービスには相応のお金を支払ってくれる。

価値は顧客によって異なる。

顧客を人口統計的な方法または心理的な方法で決める。ターゲットを絞る。市場規模は大きいか、自社の強みは生きるか、そのサービスを必要としているか。

差別化せよ。

競合と差別化する手軽軸、商品軸、密着軸どの軸で攻めるか。

4Pで攻める。

お金をもらう具体的手段4P (商品・サービス/広告・販促/販路・チャネル/価格)4Pは一貫性が大切。

聞いたことない言葉ばっかり並べやがって、こんなのわかるか〜!

と思った方。安心してください。

読めばスイスイ体に染み込んで行きます。ただそれだけです。

読了後に思うこと

わたし

読む前はマーケティングについて何となくはわかっていたけど、言葉では上手く説明できなかったなぁ。

説明できないとは、つまり完全理解まで達していなかったということ。

改めて指摘されると悔しくなっちゃいます。

だけど今は頭がスッキリしている。

まさに体系化されて、腑に落ちた状態。

そして、マーケッティングに少し興味が湧き始めている自分を嬉しく感じました。

本書は入門書レベルですが、着実な1歩を踏み出すのにとても心強いアイテムとなるでしょう。

小・中学生にもおすすめしたい1冊です。

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